合唱団そうなそ 第6回定期演奏会
第4ステージ
無伴奏混声合唱組曲
「文也」
合唱団そうなその第6回定期演奏会において、当団の指揮者・中島拓海が中原中也の詩に曲をつけた新作の混声合唱組曲「文也」を初演いたします。ここでは作曲者が込めた思いやこだわりをたっぷりとご紹介。演奏前に見れば演奏会をさらに楽しめること間違いなし。
中原中也の生い立ち
明治40〈1907〉年4月29日
大正12〈1923〉年4月
昭和4 〈1929〉年
昭和9 〈1934〉年10月
昭和11〈1936〉年11月
昭和12〈1937〉年5月
昭和12〈1937〉年10月
昭和13〈1938〉年4月
現在の山口市湯田温泉に生まれる。小学校高学年より短歌を制作、雑誌や新聞の歌壇に投稿をはじめる。
立命館中学へ転校のため京都へ移る。
河上ら友人たちと同人誌「白痴群」を創刊
長男・文也(ふみや)誕生。12月、『山羊の歌』を創刊。
文也 小児結核で死去。以降、神経衰弱が 昂じる。12月、次男・愛雅(よしまさ)誕生。
『文學界』に「愛するものが死んだ時には、自殺しなけあなりません」ではじまる『春日狂想』を発表。
結核性脳膜炎を発病、入院。 10月22日、永眠。
友人たちの手により第二詩集『在りし日の歌』刊行。
曲紹介
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冬の長門峡
また来ん春......
秋の夜に、湯に浸り
合唱団そうなそ
「山口県の合唱シーンに新しい風を!」をモットーに2015年4月創団。山口市内の地域交流センターを主な活動拠点とし、現在山口県出身・在住の若い世代を中心に約40名で活動中。特定のジャンルにこだわらず、古今東西さまざまなレパートリーに挑戦している。「そうなそ」とは山口弁で肯定・疑問をあらわす言葉であり、標準語の「そうなの」にあたる。
全日本合唱コンクール山口県大会大学職場一般部門混声合唱の部において7大会連続金賞受賞、うち3回山口県知事賞(コンクール大賞)受賞。第62回中国合唱コンクール同部門において銀賞受賞。第11回及び第14回声楽アンサンブルコンテスト全国大会一般部門にて銅賞受賞。第5回東京国際合唱コンクール室内合唱部門にて1位金賞受賞、同大会グランプリコンクール選出。